アトピー性皮膚炎の症状と陰嚢湿疹の症状がダブルで襲うようになってからの経験をここでお話させていただいています。
昼間だけでなく、夜間も猛烈な痒みで眠れなくなり、精神的に滅入り始めてきました。
いよいよ本格的に体質改善を試みる決意をし、腸内環境を整え、免疫力を高めることを目指しました。
息子は、お肉大好き、甘いもの大好きの偏食少年。納豆が嫌いなので、ビタミン・ミネラル・乳酸菌を摂取するのが非常に難しい子どもです。
この偏食を改善すべく、またアレルギー反応で痒みがあるとしたら完全除去してみようと、乳児湿疹の頃に気を付けていたように、小麦、乳、卵の摂取を控え、嫌いな野菜を食べるように取り組みました。
ここでは、陰嚢湿疹と腸内環境について着目し、体験談~食べ物編~として見ていきたいと思います。
体内の火事を起こさない!かゆみの元を断つための食事とは?
陰嚢湿疹が酷くなって、一念発起、「食べるもの」を意識してみました。
あれもダメ、これもダメとすると、本当にアトピーの子は食べるものがなくなってしまうので、とにかく
- 植物油
- スーパーやコンビニのお惣菜
- 小麦
- 乳
- 卵
完全カットに絞ってみました。
習慣的に、コンビニのから揚げやスーパーのお惣菜を買っていたので、これを断つのに努力が要りました。。。とくにお惣菜の油は、長時間空気に触れて店内に置いてあるので油が酸化しています。
陰嚢湿疹やアトピーの身体には、この酸化油は非常に良くないので注意してみてください。
小麦カット=グルテンフリーについては、別で詳しくお伝えしますね。
陰嚢湿疹にはNG!本当に避けたい食べ物は辛い物・甘い物・油
食べ物に気を付ける生活をし始めても、息子の場合はもうすでに火がついてしまった状態だったので、なかなか痒みが収まることはありませんでした。
それでも、可能なことはやるといった本人の意思もあって徹底してみました。すると、次第に症状にも変化が起こりました。まず、息子の味覚が変わりました。
これまで、セブンイレブンのハッシュポテトが大好きで食べていたのが、ある日差し入れで食べたハッシュがしょっぱく感じ、一枚ペロっと食べていたのに食べられなくなりました。
セブンのハッシュ、食べられない。。。あんなに大好きだったのに「もう要らない!」と言ったのです。
子どもの味覚の変化は、母としてとても嬉しかったのを覚えています。
また、そのなかで陰嚢湿疹などの皮膚の痒みに即影響がある食べ物を明確に発見しました。
- 辛い物
- 甘い物
- 油
この順番、これが痒みに影響を及ぼすことが分かりました。この3つは、陰嚢湿疹で悩んでいる人は試しに避けてみてください。
とくに、「辛い物」の辛い刺激が痒みを引き起こすいちばんの原因です。痒みの引き金を作ってしまいます。
その次に、「甘い物」。
市販の甘い物は、相当な量の砂糖を使用しています。それも、かなり質の悪い砂糖です。
このように、「辛い食べ物」と「甘い食べ物」、「油」を期間を区切ってでも避けるようにしてみてください。油に関しては、それはもうほとんどの食品に「植物油脂」が入っているので、完全カットはとても難しいですが、意識して食品の裏側を見ることで、食べ物の原材料への意識が非常に高まります。
この習慣は、子どもにも非常に良かったと思います。
行きつくところは「スローフード」
息子が酷い陰嚢湿疹の症状から脱出できたきっかけですが、たくさんのことを試して結局行きついたところは「スローフード」でした。
スーパーのお惣菜を控える、インスタント食品を避ける、コンビ二のご飯をやめるといったように、ちょっと便利でお手軽な食品を控えると、身体が徐々に変わっていくのを実感できると思います。
まずは、排せつリズムが良くなり、痒みの質が変わる、痒みが軽減される、よく眠れるようになります。眠れるようになると、その分皮膚の再生が進むので状態が目に見えて良くなるのがわかります。
藁をもすがる思いでいろんな情報に飛びつき、何軒も小児皮膚科や小児科を受診してきた私たち親子。
とにかく、つらい症状を抑えるには、痒みの原因となる「なにものか」の蛇口を閉めなければ改善できないと思い、その「痒みの原因」となるひとつを見つけました。
まとめ・痒みのもとを除去していく~食べ物編~
今回は、食べ物編として、痒みの原因を見てきました。
辛い物、甘い物、油、これが痒みの引き金を引いてしまう物質であることが分かりました。
アレルギーがある方は、その成分を完全除去すること。
あとは、市販の総菜や弁当など便利な食べ物を完全カットしてみる生活を送ってみてほしいなと思います。
とにかく、腸内環境を良くすることが、この陰嚢湿疹改善の大きな柱です。
手間がかかって大変ですが、身体はご自身が食べたもので成り立っています。食材や調理法を少し丁寧に考えるだけで、つらい症状が改善できることをお伝えしたかったのです。
これを基本に、次回は私たちが試してきたことのなかで、効果を実感したものを更新していきますね。
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